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6. プロジェクト管理

6-1. プロジェクト編集

6-1-1. 基本プロジェクト情報

info
  • 高性能メール受信機能を利用するプロジェクトのみ、高性能メールアラート設定を行えます。高性能メール受信機能をご利用になる場合は、サポートにお問い合わせください。
  • APIアラート受信機能を利用するプロジェクトのみ、APIアラート設定を行えます。APIアラート受信機能をご利用になる場合は、サポートにお問い合わせください。
項目名説明補足
プロジェクト名プロジェクト名を変更できます。
プロジェクト名(カナ)プロジェクト名の読み方(カタカナ)を変更できます。
PJコードPJコードを変更できます。
プロジェクトIDプロジェクトIDを確認できます。
メールによるアラート受信本プロジェクトでのアラートメール受信の状態を指定します。
「有効」にすることで、AMCがアラートメールの受信を開始します。
「無効」にすることで、AMCがアラートメールの受信を停止します。「無効」にした場合でもAMCのメールサーバではアラートメールを受信し続けます。このため、メール受信を「有効」にすることで無効期間に蓄積されたメールを処理します。
アラートメールの受信間隔は1分です。1回の受信で受けられるアラートメール数は、1プロジェクトあたり最大20件です。1件のアラートメールのサイズは、最大1MBです。
RFCに準拠しないメールを受信するRFCに準拠しないメールを受信する場合に設定します。サポート窓口から指示があった場合のみ設定し、通常は設定する必要はありません。本設定はメールによるアラート受信と高性能メールによるアラート受信の両方に適用されます。
受信用メールアドレス     ご利用の環境からAMCにアラートメールを送信する際の宛先メールアドレスを確認できます。
高性能メールによるアラート受信本プロジェクトでの高性能アラートメール受信の状態を指定します。
「有効」にすることで、AMCが高性能アラートメールの受信を開始します。
「無効」にすることで、AMCが高性能アラートメールの受信を停止します。「無効」にした場合でもAMCのメールサーバでは高性能アラートメールを受信し続けます。このため、メール受信を「有効」にすることで無効期間に蓄積されたメールを処理します。
高性能アラートメールの受信間隔は1分です。1回の受信で受けられる高性能アラートメール数は、1プロジェクトあたり最大100件です。1件の高性能アラートメールのサイズは、最大1MBです。
受信用メールアドレス     ご利用の環境からAMCに高性能アラートメールを送信する際の宛先メールアドレスを確認できます。
APIによるアラート受信本プロジェクトでのAPIによるアラート受信の状態を指定します。
「有効」にすることで、AMCがAPIによるアラートの受信を開始します。
「無効」にすることで、AMCがAPIによるアラートの受信を停止します。「無効」にした場合、APIは実行エラーとなるため、無効期間にアラートは蓄積されません。
APIの仕様については、 アラート送信API仕様 を参照ください。
1分間に受信できるアラート数は、1プロジェクトあたり最大100件です。
追加APIを実行する際に必要なAPIキーを追加します。APIキーは1プロジェクトあたり最大2個まで追加できます。APIキーの追加、削除は編集の完了、キャンセルを問わず即時実行されます。
管理者メールアドレス本プロジェクトの管理者メールアドレスを指定します。
通報処理の失敗時、不正メール受信時、アラートメール受信でバウンス発生時に管理者メールアドレス宛に通知が行われます。
通知されるメールの詳細については、 AMCが送信するメール通知 を参照してください。
監視状態受信用メールアドレス宛のメールが届いているかの監視を行うかを指定します。「有効」にしている場合、「メール到達監視時間」で指定された間隔でメールが届いていない場合に監視アラートメールを送信します。本設定が「有効」でも「メールによるアラート受信」の設定が「無効」の場合は監視は行われません。
監視アラートメールは1度のみ送信され、本設定を有効にしてから監視を開始します。このため、最後のメール受信から監視時間を過ぎた状態で監視を有効に切り替えても、一度メールを受信するまでは監視アラートメールは送信されません。
メール到達監視時間最後にメール受信してから、何分以内にメールを受信しない場合に監視アラートメールを送信するかを設定します。5分から4320分の間で設定できます。
監視アラートメールの詳細については、メール到達監視の未到達通知を参照してください。
通報先に管理者メールアドレスを使用する監視アラートメールの送信先として「管理者メールアドレス」を使用するかを変更できます。「管理者メールアドレス」を使用しない場合は通報先メールアドレスを指定する必要があります。
通報先メールアドレス監視アラートメールを「管理者メールアドレス」以外に送信する場合に設定します。複数メールアドレスを設定する場合は「セミコロン(;)」で区切ります。
監視状態APIによるアラートが届いているかの監視を行うかを指定します。「有効」にしている場合、「API到達監視時間」で指定された間隔でAPIのアラートが届いていない場合に監視アラートメールを送信します。本設定が「有効」でも「APIによるアラート受信」の設定が「無効」の場合は監視は行われません。
監視アラートメールは1度のみ送信され、本設定を有効にしてから監視を開始します。このため、最後のメール受信から監視時間を過ぎた状態で監視を有効に切り替えても、一度APIを受信するまでは監視アラートメールは送信されません。
API到達監視時間最後にAPI受信してから、何分以内にAPIを受信しない場合に監視アラートメールを送信するかを設定します。5分から4320分の間で設定できます。
監視アラートメールの詳細については、メール到達監視の未到達通知を参照してください。
通報先に管理者メールアドレスを使用する監視アラートメールの送信先として「管理者メールアドレス」を使用するかを変更できます。「管理者メールアドレス」を使用しない場合は通報先メールアドレスを指定する必要があります。
通報先メールアドレス監視アラートメールを「管理者メールアドレス」以外に送信する場合に設定します。複数メールアドレスを設定する場合は「セミコロン(;)」で区切ります。

6-1-2. アラート受信許可設定

項目名説明補足
キーワード本プロジェクト全体でアラートメール、APIの受信を限定したい場合に指定します。
受信許可の条件としてアラートメール、APIの件名または本文に含まれる特定の文字列をキーワードとして識別します。登録したパターンでのマッチングより前に判定を行います。
  
検索箇所キーワードをアラートメール、APIから検索する場所を指定します。「件名」「本文」「両方」から選択します。
検索範囲検索箇所で「本文」または「両方」を選択した場合に、アラートメール、API本文の開始行と終了行の範囲を指定します。指定しない場合は本文全体を検索します。
追加ご利用の環境からAMCにアラートメール、APIを送信する際に送信元アドレスを限定する場合に指定します。追加すると「許可するアドレス」に表示されます。

6-1-3. 営業時間設定

項目名説明補足
営業日プロジェクトの営業日を選択します。通報時の時間指定エスカレーションにおいて、営業日かどうかを判定するためにこの情報を使用します。  
営業開始時間プロジェクトの営業開始時間を指定します。通報時の時間指定エスカレーションにおいて、営業時間かどうかを判定するためにこの情報を使用します。
営業終了時間プロジェクトの営業終了時間を指定します。通報時の時間指定エスカレーションにおいて、営業時間かどうかを判定するためにこの情報を使用します。
休日設定プロジェクトの休日をカレンダーで指定します。通報時の時間指定エスカレーションにおいて、営業日かどうかを判定するためにこの情報を使用します。詳細は休日設定を参照ください。パターンの適用期間の設定で、「運用種別」が有効曜日、「プロジェクト休日にパターンマッチを行う」が無効な場合、本項目の休日設定で指定した休日はパターンマッチが行われなくなります。
tip

「営業開始時間」、「営業終了時間」は日またぎで時刻を指定することができます。 営業日を「日/月」、営業開始時間を「18:00」、営業終了時間を「06:00」と指定した場合は、下記の時間帯が営業時間となります。

  • 日曜
    • 00:00-06:00
    • 18:00-06:00(翌日)
  • 月曜
    • 18:00-23:59

6-1-4. 休日設定

プロジェクトの休日設定では、プロジェクト個別の休日設定とテナント共通の休日カレンダーの2つの設定方法があります。
テナント共通の休日カレンダーを利用するには、事前に休日カレンダー管理で休日カレンダーを作成する必要があります。

6-1-4-1. 個別設定

プロジェクト個別の休日を指定できます。
表示された日付を押下することで休日に設定できます。

6-1-4-2. 休日カレンダー

定義済みの休日カレンダーをプロジェクトに紐づけて休日設定を行います。
休日カレンダーを選択すると、休日カレンダーに設定済みの休日情報が反映されます。

info
  • 設定方法で休日カレンダーを選択した場合は、表示された日付はすべて読み取り専用となり変更は行えません。

6-1-5. セキュリティ設定

項目名説明補足
無操作タイムアウト(分)無操作状態が続いた場合に自動的にログアウトする時間(分)を指定します。デフォルトは60分です。無操作タイムアウトはサインイン時点のセキュリティ設定で決定されるため、設定値を変更した場合は次回のサインインから反映されます。
caution
  • 複数のプロジェクトに所属するユーザの場合、所属プロジェクトの中で一番短い時間の設定が有効になります。
  • セッションの有効期限(サインインからセッションが無効になるまでの時間)は最大1日です。

6-1-6. メール通報設定

項目名説明補足
全体メール通報本プロジェクト全体でメール通報を行うかどうかを指定します。「無効」を指定した場合、メール通報は行われません。  
メール件名メール通報時のメール件名を指定します。未指定の場合、「[${PATTERN_TYPE}] ${MAIL_SUBJECT}」となります。「マクロ定義挿入」にて、パターン名やプロジェクト名などを指定可能です。メール通報のみが対象となります。
メール件名は最大で512文字であり、マクロ展開後の文字列が513文字以上の場合、512文字目までが件名に記載されます。
エスカレーション履歴ID付与メール通報時や電話通報の結果通知時にエスカレーション履歴IDを付与するかどうかを指定します。
本文を指定した場合、以下のようにエスカレーション履歴IDを付与します。
 メール通報時は、本文の1行目に「エスカレーション履歴ID:値」の形式で付与されます。パターン登録時に通報時のコメントを指定している場合、コメントは2行目に表示されます。
 電話通報の結果通知時は、本文の5行目に「エスカレーション履歴ID:値」の形式で付与されます。詳細は エスカレーション履歴IDを付与した場合のメール本文例 を参照してください。

件名を指定した場合、メール通報や電話通報の結果通知の件名末尾に「(値)」の形式で付与されます。
From表示名メール通報時や電話通報の結果通知時のFromアドレスの表示名を指定します。未指定の場合は「WebSAM AMC」となります。
HTMLメール送信HTMLメールの送信方法を指定します。
「しない」を指定した場合、HTMLメールをテキスト形式でメール通報します。
「する」を指定した場合、HTMLメールをHTML形式のままメール通報します
HTMLメール形式で送信する場合、パターンで設定している「通報時のコメント」は本文に記載されません。
マルチパートの場合、5階層までのHTML形式を2階層で転送します。
エンコーディングがcp932の場合、Windows-31Jに変更して転送されます。
添付ファイルは削除(無視)するため、AMCで通報されるメールでは画像等が正しく表示されない場合があります。
マクロ表示名マクロコード補足
アラートメール件名MAIL_SUBJECTアラートメールの件名となります。
プロジェクト名PROJECTプロジェクト名となります。
パターン名PATTERN_NAMEパターン名となります。アンマッチ時は空です。
パターン概要PATTERN_DESCRIPTIONパターンに設定した「パターン概要」の1行目となります。パターン概要未指定時、アンマッチ時は空です。
パターンタイプPATTERN_TYPEパターンタイプとなります。アンマッチ/集約/単発/件数指定/到達監視/複合静観/複合エスカ のいづれかとなります。
受信ノード名RECEIVE_NODE受信ノード名となります。ノード条件未設定時、複合パターンの場合は空です。
ノード表示名NODE_NAME_JPノード表示名となります。ノード条件未設定時、複合パターンの場合は空です。
通報タイプESCALATION_TYPE有効な通報タイプの略称(メール通報:"メ"、電話通報:"電"、Webhook:"W"、HTTPリクエスト:"H"、ITPM連携:"I")となります。例えば、メール通報・電話通報・Webhookを指定している場合、"メ電W"となります。
通報時のコメントCOMMENTパターンに設定した「通報時のコメント」の1行目となります。通報時のコメント未指定時、アンマッチ時は空です。コメント側のマクロが変換された後に、こちらのマクロが変換されます。

6-1-7. 電話通報設定

項目名説明補足
全体電話通報本プロジェクト全体で電話通報を行うかどうかを指定します。「無効」を指定した場合、電話通報は行われません。
プッシュ操作による一時静観設定本プロジェクト全体でプッシュ操作による一時静観設定を行うかどうかを指定します。「有効」を指定した場合、電話通報を受けた要員がプッシュ操作で一時静観の設定ができます。
項目名説明補足
制御コマンド予定済みの電話通報をキャンセルしたい場合、「キャンセル」を指定します。
電話通報を一時的に停止したい場合、「一時停止」を指定します。
コマンドによる制御を行わない場合、「制御なし」に指定を戻します。
キャンセルを指定した場合、当該時間帯の電話通報は発呼中のものも含めてキャンセルされます。
一時停止を指定した場合は、一時停止の期間が過ぎてから電話通報が行われます。
コマンド適応期間 開始日時制御コマンドの適応期間を指定する場合、開始日と時刻を指定します。
コマンド適応期間 終了日時制御コマンドの適応期間を指定する場合、終了日と時刻を指定します。
caution

電話通報のキャンセルを行った場合は、設定した時間帯の即時または時間指定で予定されていた電話通報が行われなくなり、エスカレーション履歴のステータスは処理済となります。 電話通報中にキャンセル適応期間に入った場合、電話の応答時や通話中にキャンセルアナウンスが流れ通話が中断されることがあります。その場合、エスカレーション履歴の電話通報の処理状態はキャンセル時点の状態が表示されます。

項目名説明補足
メール件名  電話通報時に通知する通報結果メールの件名を指定します。未指定の場合、【AMC】[内部コメント][電話通報報告] となります。「マクロ定義挿入」にて、電話通報ステータス・プロジェクト名・パターン名・(連結)通報グループ名を指定可能です。電話通報結果のメール通知の有無は、通報グループ管理にて指定可能です。
電話通報結果メールの詳細については こちら を参照してください。
メール件名は最大で512文字であり、マクロ展開後の文字列が513文字以上の場合、512文字目までが件名に記載されます。
マクロ表示名マクロコード補足
電話通報ステータスSTATUS電話通報の状態に応じた文字となります。連携開始/正常終了/連結通報グループリトライオーバー/連結通報グループスキップ/通報グループリトライオーバー/通報グループスキップ/再開スタート/一時停止/キャンセル
プロジェクト名PROJECTプロジェクト名となります。
パターン名PATTERN_NAMEパターン名となります。アンマッチ時には空です。
(連結)通報グループ名GROUP_NAME通報グループ名 または、連結通報グループ名 となります。連結通報グループの場合は "[連結通報グループ名][通報グループ名]"の形式です。
項目名説明補足
キーワード電話通報時の音声案内で変換したいキーワードを指定します。複数指定時は文字数が多いキーワードから適用されます。通報グループ管理の音声案内設定で「はじめに、終わり」に設定したメッセージが電話音声辞書の対象となります。
読み(カナ)   変換後の読み方をカタカナで指定します。全角カタカナ、句読点「、」「。」を入力可能です。句読点は読み上げの区切り文字として使用できます。

6-1-8. Webhook設定

Webhookには「シンプルWebhook」と「カスタムWebhook」の2種類が存在しています。

種別説明
シンプルWebhookペイロードはあらかじめ設定された組込みのものを利用して通報を行います。
カスタムWebhookペイロードを自由にカスタマイズすることができます。また、マクロを利用することもできます。
caution

シンプルWebhookは互換性のために残されており、すでにシンプルWebhookを利用されている場合のみ表示され、シンプルWebhookを新しく利用することはできません。 シンプルWebhookの定義を消した場合は再度使用することはできないため、新しくカスタムWebhookを定義しなおしてください。シンプルWebhookと同じペイロードについてはペイロードで利用可能なマクロ一覧を参照ください。

info

Webhook通報では、以下のようにHTTPステータスコードに応じてリクエストの成否を判定し、失敗した場合はリトライ処理を行います。

  • 200番台:成功
  • 200番台以外:失敗と判断し、3回までのリトライ処理を行います。3回の再送信で成功にならず、リトライオーバーになった場合は、履歴管理にエラーメッセージを出力します。

上記のリトライでリトライオーバーになった場合、継続的リトライを行います。Webhook通報が成功、または継続的リトライの有効期限が経過して継続的リトライがリトライオーバーになった場合は、履歴管理のWebhook結果を「完了」とし継続的リトライを終了します。

種別継続的リトライの動作
シンプルWebhookステータスコードが400-599の場合、または、レスポンスタイムアウト、コネクションタイムアウトが発生した場合、5分間隔でリトライ処理を行います。継続的リトライの有効期限は60分です。
カスタムWebhookカスタムWebhookの設定に従い、5分間隔でリトライ処理を行います。「リトライ対象ステータスコード」、「リトライ有効期限」はカスタムWebhook定義を参照ください。
項目名説明補足
WebhookWebhookによる通報を行うかどうかを指定します。「無効」を指定した場合、Webhookによる通報は行われません。WebHookでは通報内容をPOSTすることで異なるサービスとの連携が行えます。

シンプルWebhook定義

項目名説明補足
URLWebhook送信先のURLを指定します。
カスタムパラメータ (キー 値)Webhook通報時のHTTPヘッダにユーザ固定のパラメータを設定したい場合は、カスタムパラメータ(キー:値形式)を指定します。

シンプルWebhook通報のペイロード

WebHook通常時にAMCが送信する本文(ペイロード)はjsonデータとなり、以下の内容を送信します。

キー説明
esca_log_idエスカレーションID
esca_dateアラートメールの受信日時 (形式[ISO 8601])YYYY-MM-DDThh:mm:ss+09:00
mail_fromアラートメール
mail_content_typeアラートメールのContent-Type
mail_subjectアラートメールの件名
mail_bodyアラートメールの本文(エスカレーション履歴の本文)
mail_body_htmlアラートメールのHTMLパートの本文
[HTMLメール転送][転送する]に設定かつmultipartメールを受信した場合のみキー有。
node_name受信ノード
mailオリジナルメールを添付(base64でエンコード)※本バージョンでは常に空
event_typeイベントタイプ:契機となるイベントの種別。{match, unmacth}
pj_idプロジェクトID
pj_nameプロジェクト名
ptn_idパターンID
ptn_nameパターン名
ptn_typeパターンタイプ{0:アンマッチ, 1:静観, 2:集約, 3:単発, 4:件数, 5:複合静観, 6:複合エスカ, 7:到達監視}
ptn_descriptionパターン内容
esca_commentエスカレーションコメント
  • リクエストJSONサンプル
{
"esca_log_id" : "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
"esca_date" : "2020-05-01T12:00:00+09:00",
"mail_from" : "amc@amc.sample",
"mail_content_type" : "text\/plain; charset=utf-8; format=flowed",
"mail_subject" : "アラートメール",
"mail_body" : "これはアラートメールです。\r\n",
"mait_body_html" : "" ,
"node_name" : "node1",
"mail" : "",
"event_type" : "match",
"pj_id" : "11111111-1111-1111-1111-111111111111",
"pj_name" : "プロジェクト1",
"ptn_id" : "22222222-2222-2222-2222-222222222222",
"ptn_name" : "パターン1",
"ptn_type" : "3",
"ptn_description" : "アラートのパターンマッチ",
"esca_comment" : "エスカレーションコメント"
}

カスタムWebhook定義

追加ボタンをクリックすることで、追加ダイアログが開きます。 カスタムWebhookは最大10まで定義することができます。

項目名説明補足
Webhook名称Webhookの名前を指定します。名称に「シンプル」は利用できません。
Webhook URLWebhook送信先のURLを指定します。
ペイロードWebhook送信先に送信するボディを指定します。文字列値に対しては、マクロを使用することができます。json形式のみサポート
カスタムパラメータ (キー 値)Webhook通報時のHTTPヘッダにユーザ固定のパラメータを設定したい場合は、カスタムパラメータ(キー:値形式)を指定します。
リトライ対象ステータスコードWebhook通報のステータスコードがリトライ対象ステータスコードに一致する場合、または、レスポンスタイムアウト、コネクションタイムアウトが発生した場合は、継続的リトライを行います。リトライ対象ステータスコードに一致しない場合は、継続的リトライは行わず、Webhook通報を終了します。
リトライ対象ステータスコードはコンマ区切りで複数指定することができます。また、ハイフンを使用した範囲指定もできます。
例えば、「429,500-510」と指定します。
リトライ有効期限(分)Webhook通報を継続的にリトライする期限(分)を指定します。最初にWebhook通報した時間からの経過時間が継続的リトライの有効期限となります。

ペイロードで利用可能なマクロ一覧

カスタムWebhookのペイロードに利用可能なマクロは以下の通りです。 マクロは値が文字列の場合のみ利用することができます。

マクロ名説明
${COMMENT}パターンに設定した「通報時のコメント」
${DETECTION_DATE}アラートメール送信日時
${ESCA_DATE}アラートメールの受信日時 (形式[ISO 8601])YYYY-MM-DDThh:mm:ss+09:00
${ESCA_LOG_ID}エスカレーションID
${ESCALATION_TYPE}有効な通報タイプの略称(メール通報:"メ"、電話通報:"電"、Webhook:"W"、HTTPリクエスト:"H"、)
${EVENT_TYPE}イベントタイプ:契機となるイベントの種別。(match, unmacth)
${MAIL_BODY_HTML}アラートメールのHTMLパートの本文 [HTMLメール転送][転送する]に設定かつmultipartメールを受信した場合のみ有効です。
${MAIL_BODY}アラートメールの本文(エスカレーション履歴の本文)
${MAIL_CONTENT_TYPE}アラートメールのコンテントタイプ
${MAIL_FROM}アラートメールの差出人
${MAIL_SUBJECT}アラートメール件名
${NODE_NAME_JP}ノード表示名
${PATTERN_DESCRIPTION}パターン概要
${PATTERN_ID}パターンID
${PATTERN_NAME}パターン名
${PATTERN_TYPE_NUM}パターンタイプ{0:アンマッチ, 1:静観, 2:集約, 3:単発, 4:件数, 5:複合静観, 6:複合エスカ, 7:到達監視}
${PATTERN_TYPE}パターンタイプ(アンマッチ、静観、集約、単発、件数、複合静観、複合エスカ、到達監視)
${PROJECT_ID}プロジェクトID
${PROJECT}プロジェクト名
${RECEIVE_NODE}受信ノード名
${MY_}プロジェクトのマクロ設定で定義した独自マクロ
tip

カスタムWebhookではマクロを利用することで、シンプルWebhookと同じペイロードを送信することができます。

{
"esca_log_id": "${ESCA_LOG_ID}",
"esca_date": "${ESCA_DATE}",
"mail_from": "${MAIL_FROM}",
"mail_content_type": "${MAIL_CONTENT_TYPE}",
"mail_subject": "${MAIL_SUBJECT}",
"mail_body": "${MAIL_BODY}",
"mait_body_html": "${MAIL_BODY_HTML}" ,
"node_name": "${RECEIVE_NODE}",
"event_type": "${EVENT_TYPE}",
"pj_id": "${PROJECT_ID}",
"pj_name": "${PROJECT}",
"ptn_id": "${PATTERN_ID}",
"ptn_name": "${PATTERN_NAME}",
"ptn_type": "${PATTERN_TYPE_NUM}",
"ptn_description": "${PATTERN_DESCRIPTION}",
"esca_comment": "${COMMENT}"
}

6-1-9. HTTPリクエスト設定

項目名説明補足
HTTPリクエストHTTPリクエストよる通報を行うかどうかを指定します。「無効」を指定した場合、HTTPリクエストによる通報は行われません。HTTPリクエストでは通報時に特定のURLへのGETを行うことで異なるサービスとの連携が行えます。
名称HTTPリクエスト設定のURLに紐づく名前を指定します。
URLHTTPリクエスト設定のURLを指定します。
  • WebhookとHTTPリクエストの違い
    • Webhook:HTTP(POST)通信のリクエストボディにアラートの情報を含めて、JSON形式で指定のURLに送信します。
    • HTTPリクエスト:HTTP(GET)通信のリクエストボディは無く、指定のURLと連携します。アラートの情報を送信することはできません。

6-1-10. ITPM連携設定

info

ITPM連携を利用するプロジェクトのみ、ITPM連携設定を行えます。ITPM連携をご利用になる場合は、サポートにお問い合わせください。

項目名説明補足
ITPM連携ITPM連携を行うかどうかを指定します。「無効」を指定した場合、ITPM連携は行われません。ITPM連携では、発生したアラートをインシデントとしてITPMへ登録することができます。
ITPMプロジェクトコードITPMのプロジェクトコードを指定します。指定されたプロジェクトに対して、インシデント登録などのアクションを行います。ITPMの[SysAdmin]-[ユーザ管理]-[PJ情報・共通設定]内のPJコードを指定する必要があります。
ITPM組織コードITPMへアクションを行う際の実行ユーザが所属する組織を指定します。ITPMの[SysAdmin]-[ユーザ管理]-[組織情報]内の組織コードを指定する必要があります。
ITPM担当者IDITPMへアクションを行う際の実行ユーザを指定します。デフォルトは「amc」になります。ITPMの[SysAdmin]-[ユーザ管理]-[ユーザ情報]内のログインIDを指定する必要があります。

6-1-11. マクロ設定

マクロ設定では、アラートメール本文から通報に必要な文字列を抽出するための定義を行います。作成したマクロ定義をメール通報や電話通報に使用することで、通報時にアラートメール内の情報を通報内容に埋め込むことができます。
アラートメールの送信日時や件名など、通報によく使われる項目に関しては AMC組み込みマクロ をご利用ください。

マクロが利用できるページ

項目名説明補足
マクロ表示名マクロの表示名を指定します。
マクロコードマクロのコードを指定します。通報設定にマクロを埋め込む場合は、${<マクロコード>}の形式を利用します。マクロコードは同一プロジェクト内で一意である必要があります。マクロコードには英数字、ハイフン、アンダースコアのみ入力可能です。作成したマクロには接頭語として「MY_」が付与されます。
指定方法メール本文から文字列を抽出する方法を指定します。行指定と行範囲指定が選択できます。指定方法により、条件設定の入力項目が変化します。

指定方法に行指定した場合の条件設定
行指定では、特定の行数の文字列を抽出することができます。

項目名説明
行数メール本文の行数を指定します。必須項目であるため、省略できません。
開始位置抽出する文字の開始位置を指定します。省略した場合は、行頭から文字抽出を行います。
終了位置抽出する文字の終了位置を指定します。省略した場合は、行末まで文字抽出を行います。

指定方法に行範囲を指定した場合の条件設定
行範囲指定では、開始行数と終了行数を指定することで、複数行の抽出ができます。

項目名説明
開始行数抽出する行数の開始位置を指定します。省略した場合は、メール本文の開始行から抽出を行います。
終了行数抽出する行数の終了位置を指定します。省略した場合は、メール本文の終了行まで抽出を行います。

AMC組み込みマクロ

マクロコード説明
DETECTION_DATEアラートメール送信日時
MAIL_FROMアラートメール差出人
MAIL_SUBJECTアラートメール件名
PROJECTプロジェクト名
PATTERN_NAMEパターン名
PATTERN_DESCRIPTIONパターン概要
RECEIVE_NODE受信ノード名
  • マクロ利用サンプル
アラートメール差出人: ${MAIL_FROM}  // AMC組み込みマクロ
メッセージID: ${MY_MESSAGE_ID} // プロジェクト設定で作成したマクロ

6-2. プロジェクト通報一括設定

プロジェクト一覧画面から複数のプロジェクトの通報を一括で設定することができます。

6-2-1. プロジェクトの通報一括設定を行う

  1. 画面左のメニューバーから、「プロジェクト」を選択して、管理画面を開き、画面右上の「通報一括設定」ボタンをクリックします。

  1. 通報一括設定ボタンをクリックすると通報一括設定ダイアログが開きます。

項目名説明補足
メール通報メール通報の有効、無効を選択します。
電話通報電話通報の有効、無効を選択します。
WebhookWebhookの有効、無効を選択します。Webhook設定のURLが設定済みのプロジェクトのみ有効にできます。Webhook設定については こちら を参照してください。
HTTPリクエストHTTPリクエストの有効、無効を選択します。
ITPM連携ITPM連携の有効、無効を選択します。ITPM連携を利用するプロジェクトのみ有効にできます。ITPM連携については こちら を参照してください。すべてのプロジェクトでITPM連携を利用していない場合は、この項目は表示されません。
プロジェクト通報一括設定を行いたいプロジェクトを選択します。(複数可)
  1. 通報一括設定をするプロジェクトを選択し終えたら、「次へ」をクリックします。
  2. 通報一括設定の確認画面が表示されるので、通報設定と選択したプロジェクトに問題ないか確認してください。確認画面で表示される通知方法は通報一括設定画面で設定した通報設定が反映されたものとなりますので、設定内容に問題がなければ「更新」をクリックします。

6-2-2. 通報一括設定の注意事項

WebhookとITPM連携はすべてのプロジェクトに対して有効に設定できるものではないため注意してください。通報を有効に設定できるプロジェクトの条件は下記となります。

  • Webhook: WebhookのURLが設定済みのプロジェクト
  • ITPM連携: ITPM連携オプションを契約済みのプロジェクト

選択したプロジェクトが有効の対象プロジェクトであるかはWebhook、ITPM連携ラベルの横のはてなアイコンから確認することができます。

6-3. 外部連携一覧画面

登録した外部連携の情報が一覧に表示されます。 本画面から外部連携の登録、編集、複製、削除を行うことができます。

項目名説明補足
外部連携名外部連携の名称を表示します。
プロジェクト名外部連携と紐付くプロジェクト名を表示します。
連携先外部連携の連携先サービス名を表示します。
状態外部連携の連携状態(有効・無効)を表示します。
最終更新日外部連携の最終更新日時(YYYY-MM-DD HH:MM)を表示します。

6-3-1. 外部連携設定削除の注意事項

パターンに紐付いた外部連携は削除できないため、事前にパターンとの紐づけを解除する必要があります。
パターンに紐づく外部連携を削除した場合は削除エラーが表示されます。 「詳細表示」をクリックすることで、紐ついたバターンを確認することができます。

  • 外部連携削除のエラー画面(パターンに紐づく外部連携を削除した場合)
  • 削除の結果詳細画面

6-4. 外部連携編集

6-4-1. 外部連携設定

項目名説明補足
外部連携名外部連携の名前を指定します。
連携先連携先とする外部サービス名を指定します。連携先は登録時に指定した設定値から変更できません。
プロジェクト選択外部連携と紐付けるプロジェクト名を指定します。プロジェクトは登録時に指定した設定値から変更できません。
連携状態外部連携を有効にするかどうかを指定します。「無効」を指定した場合、外部連携は行われません。

6-4-2. ITPMv2連携設定

ITPMv2連携設定については外部連携を参照してください。