7. 要員管理
7-1. 要員登録
7-1-1. 要員情報
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項目名 | 説明 |
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氏名 | 通報を受ける要員の氏名を指定します。通報グループ登録時のシフトを設定する際に使用します。 |
氏名(カナ) | 通報を受ける要員の氏名の読み方をカタカナで指定します。電話通報の音声案内にこの情報を使用します。 |
7-1-2. 所属プロジェクト
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項目名 | 説明 |
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有効(チェックボックス) | 要員が所属するプロジェクトを指定します。プロジェクトが複数ある場合、要員を複数のプロジェクトに割り当てることができます。 |
7-1-3. 電話番号情報
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項目名 | 説明 |
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電話番号 | 要員の電話番号を指定します。電話通報の発信に使用します。 |
電話番号名称 | 電話番号の管理名称を指定します。通報グループのシフトを設定する際に表示されます。例えば「鈴木社用携帯」と要員や電話の種類などを含めます。 |
電話番号属性 | 代表電話か個人電話かを指定します。現在この項目は他の設定などで使用していません。 |
電話番号種別 | 固定電話か携帯電話かを指定します。現在この項目は他の設定などで使用していません。 |
電話機器所有属性 | 会社所有か個人所有かを指定します。現在この項目は他の設定などで使用していません。 |
7-1-4. メールアドレス情報
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項目名 | 説明 |
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メールアドレス | 要員のメールアドレスを指定します。メール通報の送信に使用します。 |
メールアドレス名称 | メールアドレスの管理名称を指定します。パターン登録時のメール通報先を設定する際に表示されます。例えば「鈴木社用メール」と要員やメールアドレスの種類などを含めます。 |
7-2. 電話抑止設定
電話抑止設定は、要員に対して一時的に電話通報を行わないようにするための設定です。 通報グループに電話抑止を設定した要員が含まれる場合は、抑止設定をした要員に対する電話通報はスキップされます。 電話抑止設定では一度に最大100件の要員の電話抑止設定を登録・削除できます。
7-2-1. 電話抑止設定の登録を行う
- 画面左のメニューバーから、「要員」を選択して、管理画面を開き、アクションメニュー内の「電話抑止設定」をクリックします。
- 電話抑止設定をクリックすると電話抑止設定用のダイアログが開きます。
項目名 | 説明 | 補足 |
---|---|---|
スケジュールの登録・削除 | スケジュールの登録を選択します。 | すでに抑止設定がされている要員にスケジュール登録すると設定の上書きとなります。(二つ以上のスケジュールを登録することはできません。) |
開始日・時間 | 電話抑止を開始する日時を指定します。 | |
終了日・時間 | 電話抑止を終了する日時を指定します。 | 指定しない場合は抑止設定を削除するまで無期限で抑止します。 |
要員選択 | 電話抑止を設定する要員を選択します。(複数可) |
- 電話抑止設定用のダイアログでは最大100件の要員が選択可能です。全て選択をクリックすると、テーブルに表示されている要員を全て選択します。表示件数が100件を超えている場合は、テーブルのソート順に先頭から100件の要員を選択します。
電話抑止をする開始日時・終了日時と適用する要員を選択して、「次へ」をクリックします。
電話抑止設定確認画面が表示されるので、設定内容を確認して問題なければ「更新」をクリックします。
要員一覧の「電話抑止設定」列に状態が表示されるので確認します。
項目名 | 説明 | 補足 |
---|---|---|
予定あり | 電話抑止の予定が設定されています。 | |
抑止中 | 電話抑止を実施中です。 |
- 電話抑止設定の値をマウスホバーすると電話抑止を実施するスケジュールが表示されます。
- 終了日時が過ぎた電話抑止設定については表示されません。
7-2-2. 電話抑止設定の削除を行う
- 画面左のメニューバーから、「要員」を選択して、管理画面を開き、アクションメニュー内の「電話抑止設定」をクリックします。
- 電話抑止設定をクリックすると電話抑止設定用のダイアログが開きます。
項目名 | 説明 | 補足 |
---|---|---|
スケジュールの登録・削除 | スケジュールの削除を選択します。 | |
要員選択 | 電話抑止設定を削除したい要員を選択します。(複数可) |
- 電話抑止設定用のダイアログでは最大100件の要員が選択可能です。全て選択をクリックすると、テーブルに表示されている要員を全て選択します。表示件数が100件を超えている場合は、テーブルのソート順に先頭から100件の要員を選択します。
電話抑止設定を削除する要員を選択して、「次へ」をクリックします。
電話抑止設定確認画面が表示されるので、設定内容を確認して問題なければ「更新」をクリックします。
要員一覧の「電話抑止設定」列に値が入っていないことを確認します。
7-2-3. 電話抑止設定の注意事項
- 電話抑止設定は、実際に抑止設定を行うログインユーザの権限に関わらず、要員が所属するすべてのプロジェクトに適用されます。(特定のプロジェクトにのみ抑止設定を行うことはできません。)
7-3. 要員一括削除
複数の要員を一括で削除することができます。 一括削除では最大100件の要員を削除することができます。
7-3-1. 要員の一括削除を行う
- 画面左のメニューバーから、「要員」を選択して、管理画面を開き、アクションメニュー内の「一括削除」をクリックします。
- 一括削除をクリックすると一括削除用のダイアログが開きます。
- 一括削除ダイアログでは最大100件の要員が選択可能です。全て選択をクリックすると、テーブルに表示されている要員を全て選択します。表示件数が100件を超えている場合は、テーブルのソート順に先頭から100件の要員を選択します。
- 削除する要員を選択し終えたら、「次へ」をクリックします。
- 一括削除の確認画面が表示されるので、選択した要員に問題なければ「削除」をクリックします。
7-3-2. 一括削除の注意事項
一括削除に指定した要員の中に通報グループやパターンなどの関連リソースに紐づく要員が含まれている場合は、該当する要員の削除をスキップし、それ以外の要員の削除は行います。
関連リソースに紐づく要員が含まれていた場合は、一括削除完了後に一部の要員の削除をスキップしたことが通知されます。
「詳細表示」をクリックすることで、実際にスキップされた要員を確認することができます。
- 一括削除の結果画面(通報グループに紐づく要員が含まれている場合)
- 一括削除の結果詳細画面
7-4. メール送信エラー表示について
迷惑メールフィルタやアドレス不正等の原因でメールを送信先に正常に配信できなかった場合は、要員一覧の「送信エラー」列に警告アイコンが表示されます。 警告アイコンにマウスをホバーすることで、実際に配信できなかったアドレスを確認することができます。
メール送信エラーが発生した場合、プロジェクト管理者のメールアドレス宛に 要員メール送信エラー通知 をお知らせします。
迷惑メールフィルタやアドレス不正等の原因でメールを送信先に正常に配信できず、メールのバウンスが一定回数発生した場合は、送信拒否リストにメールアドレスが登録されます。 送信拒否リストに登録されたメールアドレスについてAMCからのメール送信が行われなくなります。 メールエスカレーションご利用時の注意事項は こちら を参照してください。
7-5. 送信拒否リストからの解除
送信拒否リストに登録されたメールアドレスは要員一覧から解除することができます。 送信拒否リストからメールアドレスを解除することで、AMCからメール送信が行われるようになります。
画面左のメニューバーから、「要員」を選択して、管理画面を開き、要員一覧テーブルの「アクション列」内の「送信拒否リストからの解除」アイコンをクリックします。
「送信拒否リストからの解除」アイコンをクリックすると確認ダイアログが開きます。表示内容を確認して問題なければ「解除」をクリックします。
送信拒否リストからの解除が完了すると、要員一覧テーブルの「送信エラー」列の警告が表示されなくなり、メール送信が行われるようになります。
送信拒否リストから解除を行ってからも引き続きメールを送信先に正常に配信できなかった場合は、再び送信拒否リストに登録されます。迷惑メールフィルタの設定やメールアドレスに問題がないかを確認してから解除を行ってください。
7-6. 要員向けテストメール送信機能
「メールアドレス情報」のメールアドレス宛にAMCからテストメール送信を行うことができます。 入力したメールアドレスに対してAMCからのメールが正しく受け取れるか確認することができます。
要員管理の追加(または、詳細/編集)画面を開き、メールアドレス情報の「アクション列」内の「テストメール送信」アイコンをクリックします。
「テストメール送信」アイコンをクリックすると確認ダイアログが開きます。表示内容を確認して問題なければ「送信」をクリックします。
テスト対象のメールアドレス宛にテストメールを送信します。
送信が完了しますと、以下の件名のメールを受信します。
[WebSAM AMC Notification] メール受信テスト
しばらく経ってもメールが届かない場合、迷惑メールフィルタの設定やメールアドレスに問題がないかを確認してください。 メールエスカレーションご利用時の注意事項は こちら を参照してください。
7-7. 要員向けテスト電話発信機能
「電話番号情報」の電話番号宛にAMCからテスト電話発信を行うことができます。 入力した電話番号に対してAMCからの電話通報が正しく受信できるか確認することができます。
要員管理の詳細画面を開き、電話番号情報の「アクション列」内の「テスト電話発信」アイコンをクリックします。
「テスト電話発信」アイコンをクリックすると確認ダイアログが開きます。表示内容を確認して問題なければ「送信」をクリックします。
テスト対象の電話番号宛にテスト電話を発信します。
発信リクエスト処理が完了しますと、以下の内容の電話を受信します。
WebSAM Automatic Message Callからのテスト通報です。この電話は、電話番号確認のために発信されました。
[要員名]様でございますか。[要員名]様である場合は1を、[要員名]様ではない場合は2をお押しください。
もう一度お聞きになる場合は、9を押してください。
- 1をプッシュすると「電話通報は以上です」、2をプッシュすると「失礼しました」とアナウンスされて、電話通報は終了します。
- テスト電話発信は、要員詳細画面でのみ実行できます。登録、編集画面では、実行できません。
- しばらく経っても着電がない場合、電話番号が間違っていないか、着信拒否の設定などを確認してください。
- テスト電話の実行は、1プロジェクトにつき同時に1回のみ受け付けが可能です。要員が所属しているプロジェクトで、メールアラート受信かAPIアラート受信が有効、および、電話通報が有効のプロジェクトで実行します。
- 電話応答時のプッシュ操作の結果は、定義には影響しません。
- プロジェクトで設定する制御コマンドは、テスト電話にも反映されます。
- テスト電話発信は、要員あたり月に30回まで実行できます。
7-8. 要員複製
7-8-1. 要員の複製を行う
要員の複製は要員一覧画面、または要員詳細画面から行うことができます。
要員一覧画面
要員詳細画面
7-8-2. 複製の注意事項
複製ボタンを選択すると複製元の情報が入力済みの要員登録画面へ遷移します。
- 要員登録画面
「氏名」「電話番号名称」「メールアドレス名称」のデフォルト入力値は、複製元と名称が重複しないように「_copy」が付与されます。
項目名 | 説明 | 補足 |
---|---|---|
氏名 | <複製元の氏名>_copy | |
電話番号名称 | <複製元の電話番号名称>_copy | |
メールアドレス名称 | <複製元のメールアドレス名称>_copy |
「所属プロジェクト」のデフォルト入力値は「サインインユーザと複製元の要員が両方とも所属しているプロジェクト」かつ「サインインユーザが運用者以上の権限を持つプロジェクト」の場合に紐づけされます。
[例]
サインインユーザ: プロジェクトA(運用者)、プロジェクトB(参照者)、プロジェクトD(管理者)
要員の所属プロジェクト: プロジェクトA、プロジェクトB、プロジェクトC
→ プロジェクトAは紐づけされます。プロジェクトB、C、D は紐づけされません。
- サインインユーザがテナント管理者の場合は、複製元の要員の所属するすべてのプロジェクトが紐づけされます。
- サインインユーザが通報先管理者権限の場合、サインインユーザと複製元の要員が両方とも所属しているプロジェクトが紐づけされます。
7-9. 要員一覧
7-9-1. 検索条件
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項目名 | 説明 | 補足 |
---|---|---|
氏名 | 氏名で検索対象を絞り込みたい場合に指定します。氏名に指定した値に部分一致したものを検索します。 | |
氏名(カナ) | 氏名(カナ)で検索対象を絞り込みたい場合に指定します。氏名(カナ)に指定した値に部分一致したものを検索します。 | |
電話番号 | 電話番号で検索対象を絞り込みたい場合に指定します。電話番号に指定した値に部分一致したものを検索します。 | |
メールアドレス | メールアドレスで検索対象を絞り込みたい場合に指定します。メールアドレスに指定した値に部分一致したものを検索します。 | |
表示件数 | 表示件数を25件、50件、100件から選択できます。デフォルトは25件です。 |
- 検索条件は全てAND条件で検索します。