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注意事項

WebSAM AMCをご利用いただく上で事前に留意いただく注意事項の説明になります。

パターン設定に関する注意事項

  • 件数パターンや集約パターンに対応するアラートが発生中に当該パターンのパターンタイプを変更すると、処理中のアラートに対する判定が正しく行われなくなります。パターンタイプを変更する場合は、当該パターンに対応するアラートが発生していない時間帯に変更を行ってください。
  • 複合パターンの複合条件に設定されているパターンに対応するアラートが発生中に複合条件設定を変更すると、処理中のアラートに対する判定が正しく行われなくなります。複合条件設定を変更する場合は、当該の複合パターンの複合条件に設定されているパターンに対応するアラートが発生していない時間帯に変更を行ってください。

電話通報ご利用時の注意事項

  • 要員への電話番号登録、修正の際には、指定された要員に対して、正しく着信ができているかの確認をすることを推奨いたします。
  • 大量のアラートメールがパターンにマッチした場合、電話通報が大量に行われる可能性があります。そのため、電話通報をご利用いただく際はパターンタイプを件数指定または集約で指定いただくことを推奨しております。
  • 通報グループの発呼タイムアウトは10以上の数値を指定してください。タイムアウトが短いと電話回線によっては呼出し前に切断されることがあります。また、0を指定した場合、電話通報が行われません。

メールエスカレーションご利用時の注意事項

  • 要員のメールアドレス登録、修正の際には、指定された要員に対して、正しくメール受信ができているか確認することを推奨いたします。
  • AMCからのメールを受信できるように、メール通報を受信するアカウントで「no-reply@amc.mail.masterscope.jp」からのメールを受信できるように設定してください。
  • メール通報で送信されるメールが、受信時に迷惑メールに分類されると通報を受け取れなくなります。迷惑メールに分類される条件は環境によりますが、例えば、アラートメール本文や通報時のコメントがURLを含んでいて、受信アカウントでURLを含むメールを迷惑メールに分類する設定がされている場合などが考えられます。
  • AMCから送信されるメール送信(メール通報や電話通報結果の通知等)において、迷惑メールフィルタやアドレス不正等の原因でメールを送信先に正常に配信できず、メールのバウンスが一定回数発生した場合、送信拒否リストに登録され、該当のメールアドレスについてAMCからのメール送信が行われなくなります。該当のメールアドレスが正しく、メール送信を行いたい場合は、送信拒否リストからの解除 を参照して送信拒否リストからの解除を行ってください。
  • バウンス初回発生時と、数回発生で送信拒否リストに登録された時に、AMCに登録されているプロジェクト設定の管理者メールアドレス宛に「要員メール送信エラーのお知らせ」という件名でお知らせしています。後から管理者メールアドレスを登録した場合、タイミングによっては、バウンス発生のお知らせが届かないことがあります。アドレスが拒否リストに登録されているかを確認するには、メール送信エラー表示についてを参照してください。
  • メールエスカレーションご利用に関してお問い合わせがある場合は、NEC Cloud Services ポータル (https://console.cloud.nec.com/) からお問い合わせください。問い合わせ方法は、ログイン後 (https://console.cloud.nec.com/sv-dashboard/amc/) の「お問い合わせ」を参照ください。

アラートメールに関する注意事項

  • プロジェクトのメールアラート設定の受信メールアドレス宛に1時間以内に1800件を超える大量のアラートメールが送信された場合、バウンスが発生することがあります。バウンスが発生するとアラートを一時的に受信できなくなり、その旨はプロジェクトの管理者メールアドレス宛てに「アラートメール受信エラーのお知らせ」で通知されます。アラートメールの受信はラッシュ終了後に正常に戻ります。高性能メール受信機能では本事象は発生しません。

  • AMCは受信アラートの送信日時を基準として、パターンマッチを行います。日をまたいで受信したアラートであっても、送信日時が前日であれば前日のアラートとして扱います。また、件数や集約、複合といった条件判断についても送信日時を基準として判断しますが、メールの遅延が発生し受信が成立条件内にできなかった場合は、送信日時の条件を満たしても条件未成立となることがあります。

  • AMCは1分ごとに送信日時が早いアラートからパターンマッチを行います。各プロジェクトにおいて、1回のパターンマッチで処理できる受信メールは標準のメール受信機能だと最大20件、高性能メール受信機能だと最大100件、受信APIアラートは最大100件となります。最大処理件数以上のアラートが発生して1度のパターンマッチで処理できなかったアラートは、次回以降のパターンマッチで処理されます。そのため、アラートがラッシュした場合、アラートの処理そのものが遅れるため、件数や集約、複合といった条件判断において、送信日時の条件を満たしても条件未成立となることがあります。

  • AMCは受信したアラートメールが重複して取り込まれるのを防止するため、1時間以内に同一のメッセージIDを持つアラートメールを受信した場合、これを新たなアラートとして扱わず、取り込みの処理をしません。

「不正メールの受信のお知らせ」の通知を受け取ったときの対応方法

AMCはアラートメールを受信しAMCに取り込んで解析する際に、解析が正しくできない事象が発生した場合は、AMCに登録されているプロジェクト設定の管理者メールアドレス宛に「不正メールの受信のお知らせ」という件名で処理が失敗したことをお知らせしております。(管理者アドレスを登録していない場合は通知は届きません)

本メールが送られるケースとしては、基本的には

  • [A] アラートメールのフォーマットがRFCに準拠しておらず、件名や本文を解析できなかった

事が原因として考えられますが、ごく稀に、

  • [B] AMCの内部リトライ等により、メールを二重で処理したがすでに別処理によってメールが削除された

場合がございます。本メールを受け取った際には、管理者様は

  • ①「不正メールの受信のお知らせ」に該当する時間帯のアラートメールを確認
  • ②AMCのコンソールよりエスカレーション履歴に該当する時間帯のアラートが処理されている(履歴に登録されている)かを確認

ください。

②で履歴に登録されている場合は、上記ケース[B]が発生しておりますが、AMC処理自体は正常に行われておりますので、本メールは無視してください。
処理されていない(履歴に登録されていない)場合にはメールをAMCで解析できなかったケースが考えられます。
その際には、NEC Cloud Servicesポータルよりサービス窓口へお問い合わせください。

時間設定に関する注意事項

AMCで時間を設定する際は、秒を省略して指定します。

しかし、機能によって秒の扱いが異なるため、以下表に詳細を記載します。

  • 履歴管理
機能設定項目説明
エスカレーション履歴一覧検索期間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。履歴取得時は終了時間以下の履歴を取得します。
パターン別処理件数一覧検索期間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。履歴取得時は終了時間以下の履歴を取得します。
  • パターン管理
機能設定項目説明
パターン登録適用期間 適用開始時間/適用終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
パターン登録適用期間 有効開始時間/有効終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
複合パターン登録適用期間 適用開始時間/適用終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
複合パターン登録適用期間 有効開始時間/有効終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
一時静観設定静観スケジュール設定 開始時間/終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
到達監視開始時刻/終了時刻開始時刻は00秒、終了時刻は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
エスカレーション設定(時間指定)エスカレーション時間エスカレーション時間は00秒として扱います。適用時は終了時間未満かを判定します。
  • 通報グループ管理
機能設定項目説明
通報グループ情報勤務開始時間/勤務終了時間開始時間は00秒、終了時間は00秒として扱います。適用時は終了時間未満かを判定します。
日別シフト設定勤務開始時刻/勤務終了時刻開始時刻は00秒、終了時刻は00秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
シフト登録(ローテーション設定)ローテーション開始時間開始時間は00秒として扱います。適用時は現在時刻との差分で経過日数を算出します。
  • スケジュール管理
機能設定項目説明
スケジュール設定適用開始時間/適用終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
  • プロジェクト管理
機能設定項目説明
営業時間設定営業開始時間/営業終了時間開始時間は00秒、終了時間は00秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定し、秒まで含んで範囲内であれば営業時間とします。
電話通報設定コマンド適応期間 開始日時/終了日時開始日時は00秒、終了日時は00秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定します。
  • 要員管理
機能設定項目説明
電話抑止設定開始時間/終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。適用時は終了時間以下かを判定し、秒まで含んで範囲内であれば電話抑止期間とします。
  • 操作履歴
機能設定項目説明
操作履歴一覧検索期間 開始時間/終了時間開始時間は00秒、終了時間は59秒として扱います。履歴取得時は終了時間以下の履歴を取得します。

履歴管理に関する注意事項

  • エスカレーション履歴詳細画面で表示されるメールサイズ、および、履歴情報のエクスポートで出力されたCSVファイル内のメールサイズはおおよその値であり、実際に送信されたメールのサイズと異なる場合があります。