3. ノード管理
3-1. ノード登録
3-1-1. ノード情報
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項目名 | 説明 | 補足 |
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ノード表示名 | パターン登録時のマッチ条件として使用できるノードの表示名称を指定します。例えば、「運用管理サーバ」と識別対象の役割を含めます。 | |
ノード名形式 | ノード名の文字列形式を「文字列」「任意文字を含む文字列」「正規表現」から選択します。 | 「任意文字を含む文字列」を選択した場合、ノード名に「*」を 指定することで任意の1文字に無条件に一致する設定になります。「任意文字を含む文字列」の場合、入力可能な記号は「_」「-」「*」のみとなります。他の形式では入力制限はありません。 |
ノード名 | パターン登録時のマッチ条件にて送信元の識別などに使用できるノード名を指定します。例えば、「SVMNG01」とサーバのホスト名を指定します。 | ノードの登録は任意です。パターン登録時にノード設定(ノードによるマッチ条件)を利用しない場合は、ノードを登録する必要はありません。 |
ノード名の正規表現確認
ノード名形式で「正規表現」を選択すると、ノード名の正規表現のアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、ノード名の正規表現確認ダイアログが表示され、設定したノード名で対象文字列にマッチするか判定を表示します。対象文字列にアラートメールの一部を入力して簡易的にノード名の正規表現が正しいかを確認できます。
info
ノードの追加、編集時のみ利用できます。詳細表示時には、アイコンが表示されません。
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項目名 | 説明 |
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ノード名 | ノード名に設定した正規表現が表示されます。変更する場合は、ダイアログを閉じてノード編集画面で設定し直します。 |
判定対象の文字列 | 判定対象の文字列を入力します。アラートメールの一部を入力して、正規表現のノード名が正しいか確認します。 |
チェック | クリックすると、判定結果とマッチした文字列が表示されます。 |
判定結果 | マッチ、または、アンマッチが表示されます。 |
マッチした文字列 | 判定の結果、マッチしたノード名の正規表現にマッチした文字列が表示されます。 |
正規表現の記法
- 正規表現の主な記法は以下の通りです。詳細はこちらをご確認下さい。
構文 | マッチ |
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\\ | バックスラッシュ文字 |
\t | タブ文字(「\u0009」) |
[abc] | a、b、またはc (単純クラス) |
[^abc] | a、b、c以外の文字(否定) |
[a-zA-Z] | a - zまたはA - Z (範囲) |
[a-d[m-p]] | a - dまたはm - p: [a-dm-p] (結合) |
[a-z && [def]] | d、e、またはf (交差) |
[a-z && [^bc]] | a - z (bとcを除く): [ad-z] (減算) |
[a-z && [^m-p]] | a - z (m - pを除く): [a-lq-z] (減算) |
. | 任意の文字(行末記号とマッチする場合もある) |
\d | 数字: [0-9] |
\D | 数字以外: [^0-9] |
\s | 空白文字: [\t\n\x0B\f\r] |
\S | 非空白文字: [^\s] |
\w | 単語構成文字: [a-zA-Z_0-9] |
\W | 非単語文字: [^\w] |
\p{Lower} | 小文字の英字: [a-z] |
\p{Upper} | 大文字の英字: [A-Z] |
\p{ASCII} | すべてのASCII文字: [\x00-\x7F] |
\p{Alpha} | 英字: [\p{Lower}\p{Upper}] |
\p{Digit} | 10 進数字: [0-9] |
\p{Alnum} | 英数字: [\p{Alpha}\p{Digit}] |
\p{Punct} | 句読文字: One of !"#$%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~ |
\p{Blank} | 空白またはタブ: [\t] |
^ | 行の先頭 |
$ | 行の末尾 |
X? | X、1または0回 |
X* | X、0回以上 |
X+ | X、1回以上 |
X{n} | X、n回 |
X{n,} | X、n回以上 |
X{n,m} | X、n回以上、m回以下 |
X?? | X、1または0回 |
X*? | X、0回以上 |
X+? | X、1回以上 |
X{n}? | X、n回 |
X{n,}? | X、n回以上 |
X{n,m}? | X、n回以上、m回以下 |
XY | Xの直後にY |
X|Y | XまたはY |
3-2. ノード一括削除
複数のノードを一括で削除することができます。 一括削除では最大100件のノードを削除することができます。
3-2-1. ノードの一括削除を行う
- 画面左のメニューバーから、「ノード」を選択して、管理画面を開き、画面右上の「一括削除」ボタンをクリックします。
- 一括削除をクリックすると一括削除用のダイアログが開きます。
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info
- 一括削除ダイアログでは最大100件のノードが選択可能です。全て選択をクリックすると、テーブルに表示されているノードを全て選択します。表示件数が100件を超えている場合は、テーブルのソート順に先頭から100件のノードを選択します。
- 削除するノードを選択し終えたら、「次へ」をクリックします。
- 一括削除の確認画面が表示されるので、選択したノードに問題なければ「削除」をクリックします。
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3-2-2. 一括削除の注意事項
一括削除に指定したノードの中にパターンなどの関連リソースに紐づくノードが含まれている場合は、該当するノードの削除をスキップし、それ以外のノードの削除は行います。 関連リソースに紐づくノードが含まれていた場合は、一括削除完了後に一部のノードの削除をスキップしたことが通知されます。 「詳細表示」をクリックすることで、実際にスキップされたノードを確認することができます。
- 一括削除の結果画面(ノードに紐づくパターンが含まれている場合)
- 一括削除の結果詳細画面
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