3.3. プロジェクトを管理する

本サービスでは、契約者はプロジェクトという単位で情報を管理します。
プロジェクト毎にアラートメール受信用のメールアドレスがサービス事業者により割当てられるため、契約者はプロジェクトを分けて利用することで、システム単位にアラートの発生状況が確認できます。

3.3.1. プロジェクトを設定する

プロジェクトは、サービス契約時にサービス提供者が基本情報を設定して作成し、提供します。
サービス利用者は、提供されるプロジェクトに各種固有設定を行い運用します。
プロジェクトに設定する項目には、以下に示すものがあります。
各設定可能項目の詳細については、 プロジェクト編集 を参照してください。

注釈

下記以外の項目については、基本変更しないでください。 変更が必要な場合は、保守サポートに問い合わせてください。

表 3.3 プロジェクト設定項目

設定項目

概要

基本プロジェクト設定

メール受信有効有無有効 に設定することで、監視対象からのアラートメールが受信可能となります。

プロジェクト識別設定

アラートメールの受信時にアラートメールの件名、本文をチェックし、プロジェクトの処理対象とするか判断する場合に設定します。
設定しなかった場合には、アラートメール受信時のチェックを行いません。
処理対象とならなかったアラートメールは、何も処理を行わずに破棄します。

許可するFROMアドレス

アラートメールの受信時にアラートメールの送信元アドレスをチェックし、プロジェクトの処理対象とするか判断する場合に設定します。
設定しなかった場合には、アラートメール受信時のチェックを行いません。
処理対象とならなかったアラートメールは、何も処理を行わずに破棄します。

営業時間設定

プロジェクトの稼働日時を曜日( 営業日 )と時間帯( 営業時間 )で設定します。

メール連携利用設定

プロジェクト内でメール連携の利用有無およびエスカレーション履歴IDの付与方法を指定します。

Webhook利用有無

プロジェクト内でWebhook連携の利用有無を指定します。

REST-API利用設定

プロジェクト内でREST-API連携の利用有無および連携先URLを指定します。

CTI連携利用設定

プロジェクト内でCTI連携の利用有無およびCTI連携制御方法を指定します。

パターンアンマッチ時メール連携利用設定

プロジェクトで受信したアラートメールが全てのパターンにマッチングしなかった場合のメール連携の利用有無およびエスカレーション方法を設定します。

パターンアンマッチ時Webhook連携利用有無

プロジェクトで受信したアラートメールが全てのパターンにマッチングしなかった場合のWebhook連携の利用有無を設定します。

パターンアンマッチ時REST-API連携利用設定

プロジェクトで受信したアラートメールが全てのパターンにマッチングしなかった場合のREST-API連携の利用有無を設定します。

パターンアンマッチ時CTI連携利用設定

プロジェクトで受信したアラートメールが全てのパターンにマッチングしなかった場合のCTI連携の利用有無およびエスカレーション方法を設定します。

上記項目に値を設定する方法は、以下に示す通りです。
  1. 運用ポータルにログインし、対象プロジェクトに遷移する
    ※既に対象プロジェクトに遷移している場合は不要です。
  2. 設定対象の項目に値を設定し、 更新 ボタンをクリックします。

  3. 変更確認を促すダイアログが表示されますので、 OK ボタンをクリックします。

  4. 変更完了後、変更完了ダイアログが表示されますので、 OK ボタンをクリックします。

3.3.2. プロジェクトを緊急停止する

以下に、プロジェクトを緊急停止する手順を説明します。
  1. 運用ポータルにログインします。
    ※既にログインしている場合は不要です。
  2. プロジェクト管理 ‣ プロジェクト一覧 メニューを選択します。

  3. 一覧から対象となるプロジェクトを検索し、 修正 ボタンをクリックします。

  4. プロジェクトの メール受信有効無効無効 に設定し、 更新 ボタンをクリックします。

  5. 変更確認を促すダイアログが表示されますので、 OK ボタンをクリックします。

  6. 変更完了後、変更完了ダイアログが表示されますので、 OK ボタンをクリックします。

注釈

プロジェクトを再開する場合には、対象プロジェクトの メール受信有効無効有効 に設定し、 更新 ボタンをクリックします。