テナントバックアップ
1. テナントバックアップとは
テナント内のリソースのバックアップを行うための機能です。
以下のリソースを対象としてエクスポートを一括実行し、エクスポート結果のcsvファイル群をZIP形式のファイルでダウンロードできる機能です。
- パターン・複合パターン
- ノード
- 通報グループ・連結通報グループ
- 通報グループの休日設定
- 通報グループ毎の日別シフト設定
- プロジェクト
- プロジェクトの休日設定
- プロジェクトの電話音声辞書
- プロジェクトのマクロ設定
- 要員
- ユーザ
- 休日カレンダー
2. テナントバックアップの実行
- 画面左のメニューバーから、「テナント」を選択して、管理画面を開き、アクションメニュー内の「テナントバックアップ」をクリックします。
- タスク名を入力し、「実行」をクリックします。
項目名 | 説明 | 補足 |
---|---|---|
タスク名 | 実行するタスクの名称を入力します。 |
- バックアップが開始され、タスク一覧にステータスが「処理中」のタスクとして表示されます。
![]() |
---|
info
- 同時に実行できるバックアップタスクは1つです。「処理中」のタスクがある場合、他のバックアップタスクは実行できません。
- バックアップタスクのステータスが「完了」になったら、ダウンロードアイコンをクリックしてバックアップデータをダウンロードします。バックアップデータについてはこちらを参照してください。
![]() |
---|
caution
- プロジェクト数、通報グループ数の登録データ数が多い場合、バックアップが完了するまでに数時間かかる場合があります。
- バックアップタスク実行日から3ヶ月以内にバックアップデータのダウンロードを行ってください。3ヶ月を経過するとダウンロードアイコンは表示されなくなります。
- ステータスの表示は自動的に更新されないため、リロード等の操作でタスク一覧の表示を更新してください。
3. バックアップデータの内容
バックアップデータの形式は以下となります。
ファイル名 | 形式 | 説明 |
---|---|---|
backup_[UUID].zip | ZIP | [UUID]部分にはタスクIDが付与されます。 |
バックアップデータの内容はバックアップ対象リソースのエクスポート結果(csvファイル)となります。
以下にプロジェクト1に通報グループ1、通報グループ2が登録されているテナントにおけるバックアップデータの出力例を示します。
backup_[UUID]
├─ member.csv ・・・ 要員
├─ user.csv ・・・ ユーザ
├─ project.csv ・・・ プロジェクト
├─ holiday_calendar.csv ・・・ 休日カレンダー
│
└─プロジェクト1/ ・・・ プロジェクト1のバックアップフォルダ
├─ node.csv ・・・ プロジェクト1のノード
├─ pattern.csv ・・・ プロジェクト1のパターン
├─ mix_pattern.csv ・・・ プロジェクト1の複合パターン
├─ rep_grp.csv ・・・ プロジェクト1の通報グループ
├─ link_rep_grp.csv ・・・ プロジェクト1の連結通報グループ
├─ pj_voice.csv ・・・ プロジェクト1の電話音声辞書
├─ pj_macro.csv ・・・ プロジェクト1のマクロ設定
│
├─ daily_shift/
│ ├─ daily_shift_通報グループ1.csv ・・・ プロジェクト1の通報グループ1の日別シフト
│ ├─ daily_shift_通報グループ2.csv ・・・ プロジェクト1の通報グループ1の日別シフト
│
└─ holiday/
├─ holiday_通報グループ1.csv ・・・ プロジェクト1の通報グループ1の休日設定
├─ holiday_通報グループ2.csv ・・・ プロジェクト1の通報グループ2の休日設定
├─ pj_holiday.csv ・・・ プロジェクト1の休日設定
caution
- プロジェクト名、通報グループ名にファイル名・フォルダ名に使用できない以下の文字が使用されている場合、アンダースコアに置換して出力します。
使用できない文字 | 説明 |
---|---|
\ | 円記号 |
/ | スラッシュ |
: | コロン |
* | アスタリスク |
? | クエスチョンマーク |
" | ダブルクォーテーション |
<> | 不等号 |
| | 縦棒 |
4. 注意事項
- テナントバックアップはプロジェクト、機能毎に順次実行するため、バックアップ中に定義を変更した場合は変更後の値がCSVに出力される場合があります。 変更後の値が出力されたCSVをインポートに利用すると定義の不整合が発生し、インポートエラーとなる可能性があります。