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Zabbixで検知したアラートをAMCに通報する 

概要の説明

オープンソースの運用監視ソフトウェアとして広く利用されているZabbixで障害検知した際にAMCに通報する方法を説明します。
Zabbixで障害検知した際にAMCに通報する設定の流れは次のとおりです。

  1. AMCのプロジェクト管理で受信メールアドレスを確認する

  2. Zabbixの管理者ユーザのメディア設定(Emailタイプの送信先)で、送信先にメールアドレスを設定する

AMCで受信メールアドレスを確認する

WebブラウザからAMCのポータルサイトにログインして確認します。

  1. メニューからプロジェクトをクリックします。

  2. プロジェクト名をクリックします。

  3. プロジェクト詳細ー基本設定ー基本プロジェクト設定 の 受信用メールアドレス を確認し、文字列コピーします。
    これがZabbixからAMCへメール通報するための送信先メールアドレスになります。

Zabbixでメールの送信先を設定する

WebブラウザからZabbixのWeb コンソールにログインして設定します。

  1. メニューから[管理]-[ユーザ]を開き、管理者ユーザ(例:Admin)を選択します。

  2. ユーザのプロパティ画面で[メディア]タブを開き、[追加]ボタンをクリックします。

  3. メディア設定にてタイプにEmailを選択し、送信先にAMCの画面でコピーしたメールアドレスをペーストします。
    時間帯、深刻度、有効(ステータス)を設定して[追加]ボタンをクリックします。

  4. メディアを追加した後、[更新]ボタンをクリックして、登録を完了します。

※既存のメディア設定がある場合は、ユーザのプロパティ画面で[メディア]タブを開き、既存のメディア設定の行にある[変更]ボタンをクリックします。
 メディア設定にて、送信先のメールアドレスを変更してください。

Zabbixアラートの通報運用例

Zabbixのアラートメール本文に含まれる「トリガーの深刻度」に応じて通報運用を変更します。

  • 深刻度が「致命的な障害(Disaster)」「重度の障害(High)」「軽度の障害(Average)」の場合は電話で通報します。
  • 深刻度が「警告(Warning)」の場合はメールで通報します。
  • 深刻度が「情報(Information)」「未分類(Not classified) 」の場合、通報不要と判断して静観します。

Zabbixは Zabbix LLC の商標または登録商標です。